LEASE:賃貸管理の予備知識不動産業界で続く慣習

POINT 01実は2つある仲介方法
「両手仲介・片手仲介」

まずは囲い込みを説明する前に、不動産業界用語である「両手仲介・片手仲介」を理解する必要があります。

両手仲介

1つの物件の不動産取引において、1社の不動産会社が、オーナー様と借主様の双方の仲介を行うこと

片手仲介

1つの物件の不動産取引において、オーナー様と借主様のそれぞれに、別々の不動産会社が仲介を行うこと

両手仲介 片手仲介
オーナー様と借主様の双方から手数料を取るため他社からの問い合わせを受け付けない

POINT 02不動産業界で続く慣習
「囲い込み」

「囲い込み」とは、上記で説明した片手仲介ができるにもかかわらず、両手仲介を執拗に狙うことにより、オーナー様からリーシングの依頼を受けた物件を他の不動産会社に取り扱わせないようにすることです。

オーナー様は「より早くより高く貸したい」、借主様は「より安く借りたい」と思うため、要望の相反が起きてしまいます。これをひとつの不動産会社が同時にかなえることは、利益相反の構造になるため困難です。

※「両手仲介」自体は、法律に違反しない商行為です

POINT 03囲い込みをされると
実際どうなってしまうのか

では実際の例を用いて囲い込みをされるとどうなってしまうのかを説明します。

オーナー様は、所有物件を20万円の家賃で貸し出したいと考えており、その募集を不動産会社Aに依頼しました(媒介契約締結)。

募集開始後、他の不動産会社経由では希望の20万円で借りたいお客様がでてきたにもかかわらず、不動産会社Aが双方から手数料を取る目的で囲い込みをすると、例えば19万円で借りたい自社のお客様を優先的に案内されてしまいます。

この場合、家賃の減額交渉が発生し、1万円/月の家賃ダウンとなるため、オーナー様にとっては年間12万円の収益減少となります。

また、囲い込みの場合、募集範囲が狭くなりすぎるため、借主様が決まるまで時間を要し、その分オーナー様の負担が大きくなってしまいます。

囲い込まれていると、市場の最高値ではなく仲介している不動産会社が見つけてきた最高値になってしまう
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※本シミュレーションは、過去の当社事例により算出しております。

POINT 04RENOSYの賃貸募集

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「高く貸す」よりも、賃料を下げて「早く貸す」を実現した方が良いケースもありますので、オーナー様・ご所有物件に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

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